どの病院でも、どの歯医者でも口を酸っぱく言ってる事ですが
何か症状が出てからでは手遅れの場合があります。
早期発見・早期治療が一番望ましいのですが、
普段の生活の中で、仕事をしながら、家事育児をしながら
時間の無い中で病院に行くことは、本当に大変ですし、後回しになることだと思います。
そんな皆様に、手遅れになる前に少しでも歯についての知識を得ていただき、
当院にご来院いただければ、
健康を維持でき、快適な生活を継続していただけると思いますので、
当院で良くある症状や知っておいて欲しい
“歯についての知識アレコレ”を掲載しますのご覧ください。
奥歯が痛いのでムシ歯かもしれないと訴えて来られたので、まず検診を行いました。
訴えられている箇所を確認したところ、患者様の訴えほどの痛みになるような症状を確認できなかったので、より正確に、精密に検査します。
原因を正確に判断するために、レントゲンで原因を確認しました。
確かに⑦番の歯がムシ歯になっています。
しかし…
レントゲンにて⑦番の歯がムシ歯だとわかりましたが、患者様の訴えほどの痛みになるようなムシ歯ではないということもはっきりしました。
経過観察とカウンセリングを何度も行い、親身に症状を聞き、他の原因を探ることにしました。
一週間後の経過観察とカウンセリングから、一つの可能性が出てきました。
⑥番の歯を器具を使い刺激を与え症状を確認すると、やはり⑦番の歯ではなく、⑥番の歯が痛むことが判明しました。
写真ではわかりにくいですが、⑥番の歯が中心に向かって亀裂が入っていました。
歯の痛みの原因でよくあるのですが、
ご自身の噛む力が常に歯に加わって歯が割れて痛み出すという症状です。
勉強中や仕事中に無意識にくいしばったり、就寝中のはぎしりが原因となります。
普段から歯磨きやケアをしっかりしているのに、歯の痛みがある場合は、今回のケースが考えられます。
健康な歯が急に割れることは稀なので、その前になんらかのサインがあります。
発見が遅れると歯を抜くことにも繋がりますので、ご自分で判断せずに、歯医者さんにしっかり見てもらうことをお勧めします。
早めの発見・治療でご自分の歯を残しましょう。