このような義歯を入れられている患者様は結構多くおられます。
下の左側奥4歯欠損です。
この場合歯が抜けていない右側にも
支えとなるバネと針金が必要で(黄色矢印)
結構大きな義歯となります。
このような義歯はおおむねバネ、針金が口元から見えやすく(緑矢印)
人前でおくちを開けずらく感じたり、
しゃべりずらく感じておられる方が多いです。
また針金の影響で舌の感覚が悪く、
引っかかりやすい事から喋りにくいと訴えられる方もおられます。
ノンクラスプデンチャーの特徴は金属のバネ、針金がなく,
舌感の悪さ、しゃべりにくさを解消しています。
バネ針金が見えないので、会話にも差し支えありません。
また歯の無い側だけで小さく作れることもおおきな特徴です。
ただし後ろの支えとなる歯が無いので3歯分までしか作れません。
旧義歯と新義歯のおおきさを比べました。
角度を変えて見てみました。